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母の日のプレゼントは定番のお花が1位!ワーキングマザー増加のいま、家事代行サービスの普及率や依頼したい家事は?

顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール “シン・ネットリサーチ”『スパコロ』を提供する株式会社モニタス(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、全国15歳~69歳1,440名を対象に「母の日と家事代行サービスの実態把握調査」を実施しました。
 
今年の母の日は5月14日。昨今では共働き世帯が増え、厚生労働省による2021年「国民生活基礎調査」※1によると、子育てをしながら働いている母親の割合は75.9%とこれまでで最も高い結果となりました。
女性の社会進出や共働き世帯の増加を背景に、家事代行・家事支援サービスへの需要も増えています。そこで今回は、母の日のプレゼントとして家事代行サービスがどの程度定着しているのかを調査しました。他に母の日のプレゼントランキング、苦手な家事、家事代行サービスの利用経験や利用意向を調査しましたのでお知らせします。
※1:厚労省「2021年(令和3年) 国民生活基礎調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/dl/11.pdf
 
 
モニタスでは、話題のサービスや商品から独自の選定基準で調査を実施し、消費者意識の可視化や認知率、利用率、顧客理解など様々なデータを発表しています。
https://monitas.co.jp/supcolo/
 
 
《主な調査結果》
今年の母の日に感謝を伝える人は54.0%。10代は70.0%、20代は60.4%、30代は56.3%。
母の日のプレゼント経験、一番多かったものは「カーネーションなどのお花」(41.8%)。次いで「スイーツ・お菓子」、「洋服・アクセサリー」。
苦手な家事TOPは「料理」(31.3%)。子供と同居している女性の回答は「水回りの掃除」「片づけ・収納」「アイロンがけ」「部屋の掃除」いずれも全体平均より5ポイント以上高い。
家事代行サービスの利用経験は「経験あり」が5.0%、「経験ないけど利用してみたい」約3割、「利用したくない」約6割。地方在住の女性でみると「経験ないけど利用してみたい」と回答した人の割合が全体平均よりも14.1ポイント高い。
 
■今年の母の日に感謝を伝える人はどのくらい?
今年の母の日に「感謝を伝える」と答えた人の割合は54.0%でした。
男女別で見ると、男性は49.0%で女性は59.0%と10ポイントの差がありました。
年代別で見ると、10代は70.0%、20代は60.4%、30代は56.3%でした。
 
■いままで母の日にプレゼントしたものランキング
 
子供の頃を含め、母の日でプレゼントしたことがあるもので一番多かったのは全体で「カーネーションなどのお花」(41.8%)。続いて「スイーツ・お菓子」(27.2%)、「洋服・アクセサリー」(17.8%)、「肩たたき・肩もみ券」(15.1%)、「外食での食事」(13.4%)でした。
 
性別で見ると、「肩たたき・肩もみ券」は男性が9.4%に対し、女性は20.7%と回答した割合が多く、年代別で見ると「カーネーションなどのお花」は30代までは約3割ですが、40代以上は半数が回答する結果となり、性別や年代によって大きく特徴が出ました。
 
一方で、「手料理」「家の掃除」「洗濯」などの家事は7%未満と少ない結果となりました。
 
■普段自分で行っている家事と苦手な家事は?
 
普段自分で行っている家事のTOP3は、全体で「食器洗い」(59.1%)、「部屋の掃除」(56.9%)、「買い出し」(52.9%)でした。子供と同居している女性に絞ってみると10項目のうち「アイロンがけ」、「ごみ捨て」以外の家事はすべて8割以上を行っているという結果となりました。
 
 苦手な家事TOP3は、全体で1位「料理」(31.3%)、2位「水回りの掃除」(27.5%)、3位「片づけ・収納」(24.1%)でした(※「特になし」を除く)。子供と同居している女性に絞ってみると、1位「水回りの掃除」(39.3%)、2位「片づけ・収納」(36.0%)、3位「アイロンがけ」(30.6%)でした。「水回りの掃除」「片づけ・収納」「アイロンがけ」「部屋の掃除」がいずれも全体平均より5ポイント以上高くなり、負担となっていることがわかりました。
 
■代行を依頼したい家事は?
 
 もし家事代行をする場合に依頼したい家事は、全体で1位「水回りの掃除」(32.5%)となりました。次点で「料理」(26.3%)、「部屋の掃除」(14.4%)と続きました。
 
子供と同居している女性に絞ってみた際も順位は同様ですが、「水回りの掃除」が全体平均よりも12.2ポイント高く、約半数が依頼したいと思っているようです。
 
■家事代行サービスの利用経験と利用意向
 
家事代行サービスの利用経験と利用意向を聞いたところ、全体では「経験あり」が5.0%、「経験ないけど利用してみたい」(34.7%)、「利用したくない」(60.3%)でした。
 
「経験ないけど利用してみたい」人にサービス利用まで至っていない理由を聞いたところ「自宅のことを他人に頼むのに不安・抵抗がある」(34.8%)、「どこに、どのように頼めばいいのか不明」(19.2%)の回答が多く占めました。また、「利用したくない」人にその理由を聞いたところ「費用が高いから」(27.7%)、「自宅で業者が作業している最中、何をしていればいいのかわからない・気まずいから」(14.8%)の回答が多い結果となりました。
 
地域別×性別で見ると、【東京・埼玉・千葉・神奈川】【大阪・京都・奈良】【その他都道府県】で分けた場合、特に【その他都道府県】の女性は「経験ないけど利用してみたい」と回答した人の割合が全体平均よりも14.1ポイント高い結果となりました。
 
世帯年収別で見ると【1000万円以上】は「経験あり」が全体平均よりも6.1ポイント高く、【600-1000万円未満】は「経験ないけど利用してみたい」が全体平均よりも8.8ポイント高い結果となりました。
 
働いていてかつ家事全般を行なっている人を対象に絞ると「経験あり」(8.5%)、「経験ないけど利用してみたい」(42.6%)、「利用したくない」(48.9%)となりました。全体平均と比較すると「経験ないけど利用してみたい」は7.9ポイント、「利用したくない」は11.4ポイント高い結果となり、ニーズがあることが伺えます。
 
■家事代行サービスの認知・利用経験・最も利用している割合は?
 
家事代行サービスで何かしらのサービスを知っている割合は約2割でした。その中で「ベアーズ」と「メリーメイド」を比較すると「ベアーズ」は認知率が1.8ポイント高いですが、利用経験率・最も利用している率は「メリーメイド」の方が約1.5ポイント高い結果となっており、認知してから利用者を獲得する割合は「メリーメイド」の方が高いことがわかります。
 
《総論》
 
今回は母の日と家事代行サービスの実態把握を調査しました。調査結果から母の日に感謝を伝える人は5割以上であることがわかりました。子供の頃を含め、いままで母の日にプレゼントしたことがあるもので1番多かったものは「カーネーションなどのお花」が約4割。次いで「スイーツ・お菓子」や「洋服・アクセサリー」が挙がる一方で、「手料理」「家の掃除」「洗濯」などの家事は7%未満と少ないことがわかりました。
 
また、家事代行サービスに関しても調査をしたところ、もし利用をする場合に依頼したい家事は、全体だと「水回りの掃除」が3割を占めました。子供と同居している母親に絞ってみると全体平均よりも12ポイント高い結果となりました。家事代行サービスの利用経験と利用意向では「経験あり」が5.0%、「経験ないけど利用してみたい」(34.7%)、「利用したくない」(60.3%)でした。地方在住の女性は「経験ないけど利用してみたい」と回答した人の割合が全体平均よりも約14ポイント高い結果となりました。また世帯年収600-1000万円未満は「経験ないけど利用してみたい」が全体平均よりも約9ポイント高く、ニーズがあることがわかります。家事代行サービス「ベアーズ」と「メリーメイド」を比較すると「ベアーズ」は認知率が1.8ポイント高いですが、利用経験率・最も利用している率は「メリーメイド」の方が約1.5ポイント高く、認知してから利用者を獲得する割合は「メリーメイド」の方が高いことがわかりました。成長が予測される市場では経済や社会的の動向に合わせて消費者の意識・行動の変化を調査で把握し、自社と競合ブランドの成長を計測していくこといいかもしれません。
 
 
 
 
 
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【調査概要】モニタス『母の日と家事代行サービスについての実態把握調査』
 
調査方法                :全国 15歳~69歳を対象としたインターネットリサーチ
 
調査期間                :2023年4月26日(水)~2023年4月28日(金)
 
有効回答数            :1,440名 
 
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  最終更新:2023/07/26  【印刷】  【キャンセル